エクセルマクロを使った請求書作成ツール

エクセルに記録している販売実績から取引先と売上月で選択して請求書を作成するマクロを作ってみようと思います。

今回は、どういったふうに使うのか、どんな請求書になるのか(仕様)を考えます。

販売実績から請求書を作成

元となる販売実績を記録しているエクセルシートです。

販売実績を記録したエクセルシート
何時、何処に、何を、どれだけ、いくらで販売したかを入力したものです。
これは、売上日(取引先に納品した日)順に記録しています。
このデータを使って請求書を作成します。

請求書の形式は

例えば、「販売実績」のデータから、6月中に「しんせつ電機株式会社」に納品した商品の請求書を作ると以下の図のような形式にしたいと思います。

請求書のイメージ
つまり、取引先売上月を指定すると、その請求書が作成されるマクロになります。
緑・青枠のセルに「販売実績」や「取引先」のシートから対象のデータを貼り付ければ請求書が出来上がる予定です。

もう少し詳しく
    1. 販売実績の8行目にも「しんせつ電機株式会社」に販売した商品がありますが、6月中の販売ではありませんので、この請求書には出てきません。
    2. №は品名がある行に1から順に採番します。
    3. 品名、数量、単価を「販売実績」の表から、売上日と取引先で選択して貼り付けます。
    4. 請求先会社名、郵便番号、住所は「取引先」の表から貼り付けます。(下図参照)
    5. 数量欄の右の「コ」は、数量が入った場合に表示されるようにします。
    6. 金額、小計、消費税、合計、ご請求金額はエクセルの計算式を使用します。
    7. 今回は、請求書№、請求日、お支払い期限については、手入力することとします。

取引先シート

取引先シート

いかがでしたか

こんな仕様で請求書が作成できると思います。

次回は、請求書を作成するための条件である、取引先売上月をどのように請求書を作成するマクロに知らせる(渡す)かを、考えてみます。

コメントの受付は終了しました。