文字列を成型する(文字列から改行を取り除く)

今回は、セルに入力した文字を成型するマクロを紹介します。

セルに入力した文字を成型するとは?

例えば、セルに入力する際に、見栄えを良くするのに、文字列の途中で改行を入れたり、空白(スペース)で表示位置を調整したり、する場合がありませんか。

上の例では、D2セルの「、」の後に「Alt+Enter」で改行を挿入しています。

このデータをそのままマクロで読み込んで、データベースなどに書き込むと

「今日の天気は、(改行)晴れです。」と記録されます。

※(改行)は文字コードで「0A」です。

そのままのデータを記録する場合は、いいのですが、一般的には必要ありません。

空白で成型している

また、空白でこのように調整しているかもしれません

「今日の天気は、△△△晴れです。」

※空白を「△」で表現しています。

見かけは、上の図と同じ様に「、」の後で改行している様に見えます。

改行や空白を取り除く

文字列から、改行や空白を取り除くマクロ

引数に指定した文字列から改行と空白を取り除く関数です。

Function uDeleteLF(ByVal sVal As Variant) As Variant
    
    Dim wVal As Variant
    
    wVal = sVal
    
    ' 改行コードを削除
    wVal = Replace(wVal, vbLf, "")
    
    ' 空白を削除
    wVal = Replace(wVal, " ", "")
    
    uDeleteLF = wVal
    
End Function

いかがでしたか

次回は、もう少し高度な成型の方法をお知らせする予定です。

ではまた。

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