久しぶりの投稿になります。
今回は、簡単なマクロを紹介します。
住所録などのデータリストをエクセルのシートに入力する時に少し役に立つマクロです。
予め決められた列の入力が終了すると、自動的に改行して、次の行の先頭にカーソルが移動します。
上の図の様な住所録を入力するとした場合。「姓」を入力して「TAB」キーを押すと、「名」のセルに移動します。右のセルに移動する場合は、「TAB」キーを押せばOKです。(エクセルのオプションで詳細設定のEnterキーを押したらセルを移動する方向が「右」になっていればEnterキーでも右に移動します。)順に各項目を入力して、最後に「携帯番号」を入力して「TAB」キーを押すと「H列」にカーソルが移動します。
ここで、カーソルを次の行の先頭に移動させたいわけです。
続けて、次の人の「姓」を入力、、と、、行きたいのです。
シートに自動改行のマクロをしこむ
マクロはこんな感じです。
1 Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range) 2 If Target.Column >= 8 Then 3 Cells(Target.Row + 1, 1).Activate 4 End If 5 End Sub
カーソルが、H列より右に移動してきたら、次の行の先頭セルにカーソルを移動する
だけです。
「TAB」キーを押して、アクティブセルがG列からH列に移動した場合に、次の行のA列をアクティブ(入力可)にします。
ただ、マウスでH列より右側のセルをクリックしても、このマクロは機能します。
結果、クリックしたセルの次の行のA列にカーソルが移動してしまいます。
どうでしたか
この例では、住所録を例に取り上げましたが、数字だけを入力して表を作る時などは、かなり便利かな、と、思います。
因みに、「↓」、「Home」と押すことで、同じことができます。
では、また。